バーチャルオフィスとメタバースオフィスには、どのような違いがあるのでしょうか。
メタバースオフィスが「バーチャルオフィス」と呼ばれる場合もあります。
そのため2つを混同していて、違いがわからないと感じている人も多いでしょう。
2つのオフィスの違い・特徴を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
バーチャルオフィスとメタバースオフィスの違い
バーチャルオフィスとメタバースオフィスは、どちらも実態のないオフィスです。
2つのオフィスについて、違いを表でチェックしてみましょう。
用途 | バーチャルオフィス | メタバースオフィス |
住所の利用 | 可 | 不可 |
法人登記 | 可 | 不可 |
打ち合わせ | 会議室があれば可 | 可 |
コミュニケーション | 会議室があれば可 | 可 |
ビジネス用の住所を借りられるのがバーチャルオフィス、コミュニケーションに使えるのがメタバースオフィスです。
それぞれの特徴についても解説します。
バーチャルオフィスの特徴
ビジネスで使うための「住所」を借りられるのがバーチャルオフィスです。
オプションの場合もありますが、バーチャルオフィスの住所は法人登記にも使えます。
バーチャルオフィスなら、都心の一等地でもリーズナブルな価格で利用できるでしょう。
運営会社との契約にもよりますが、共有の会議室があれば打ち合わせも可能です。
バーチャルオフィスには、仕事場として使えるようなスペースが設けられていません。
しかし郵便物が届くと転送してくれるサービスもあります。
自宅で働きつつ住所を公開したくないのなら、バーチャルオフィスを使うのが便利です。
バーチャルオフィスはプライバシーの保護にも役立ちます。
仕事場として使いたいのならレンタルオフィスが便利
バーチャルオフィスとは違って、執務スペースもあるのがレンタルオフィスです。
仕事場としても使いたいのなら、レンタルオフィスを選ぶのが良いでしょう。
賃貸オフィスと比べると、レンタルオフィスなら手軽な価格で借りられます。
レンタルオフィスでも住所が使えて、法人登記が可能です。
インターネット環境・机・椅子などもあるため、すぐにビジネスをスタートできます。
メタバースオフィスの特徴
メタバースとは「meta(超)」と「universe(宇宙)」を組み合わせた造語で、仮想空間を意味します。
その仮想空間にあるのがメタバースオフィスで、コミュニケーションに使えます。
「テレワークでも孤独を感じにくい」とされているのがメタバースオフィスです。
相手の状況が見えるため、チャットツールよりも気軽に声をかけやすいでしょう。
提供する事業者によって、メタバースオフィスのサービス内容はさまざまです。
無料でサービスを提供しているメタバースオフィスもあります。
メタバースオフィスにはアバターがあり、画面上で自由に動かせて、その場にいる人との会話も可能です。
画面共有やホワイトボード機能が備えられているメタバースオフィスもあります。
便利なサービスですが、メタバースオフィスには通常ビジネス用として使える住所がなく、法人登記もできません。
しかしカメラをつないで会話ができるため、打ち合わせなどに便利です。
起業にあたって契約するのならバーチャルオフィス
- 作業は自宅で行うが法人登記に使える住所がほしい
- 自宅住所を公開せず起業したい
上記のように考えているのなら、使えるのは住所だけを借りられるバーチャルオフィスです。
そこで、まずはバーチャルオフィスの契約を検討してみましょう。
スタッフ間のコミュニケーションを円滑にしたいのなら、メタバースオフィスも便利です。
2つの仮想オフィスは、それぞれ目的に違いがあります。
紹介した内容を参考に2つのオフィスを使いわけて、ビジネスをスムーズに進めましょう。
弊社ライズオフィスでは、格安・一等地のバーチャルオフィス・レンタルオフィスを用意しておりますので、ぜひご活用をご検討ください。
| レンタルオフィス | バーチャルオフィス |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 28,000円~ | 900円~(900円の場合は登記・郵便受取不可) |
住所 | 港区青山・港区赤坂・港区麻布・渋谷区渋谷・西新宿 | 港区青山・港区麻布・渋谷区渋谷・千代田区飯田橋・西新宿 |
法人登記 | 可 | 可(900円の場合は登記不可) |
資金調達 | 可 | 融資は一部可 |
許認可免許取得 | 可 | 不可 |
銀行口座作成 | 可 | 可 |
審査から契約まで | 最短3営業日 | 最短3営業日 |