起業をすると、あえて赤字決算にする場合と、狙っていないにも関わらず赤字になってしまった場合の2パターンあるでしょう。
あえて赤字決算にする場合であれば問題ありませんが、狙っていないのに赤字になってしまうケースは危険です。
そこで今回は、起業後の赤字回避方法について解説します。
また、赤字にするメリットについても解説するので、参考にしてください。
赤字決算のメリット
「赤字」と聞くと、良いイメージを持たない人が多いでしょう。
しかし、赤字決算には、メリットがあります。
- 法人税の軽減
- 赤字分を翌年以降の黒字と相殺できる
- 法人税の還付金を受けられる
主なメリットは、節税です。
法人税率は、23.2%(資本金1億円以下の普通法人、一般社団法人等又は人格のない社団等の所得の金額のうち年800万円以下の金額については15%)となっています。
そのため、起業したばかりで大きく黒字にならない場合は、あえて赤字を狙うのも一つの方法です。
赤字決算のデメリット
赤字決算は、節税の面でメリットですが、当然デメリットもあります。
今後を考えていくのであれば、赤字決算は避けるべきです。
主なデメリットは以下のとおり。
- 金融機関などの信用が落ちるため、融資を受けづらい
- 赤字決算が続くと債務超過になり倒産する可能性
とくに債務超過は経営者として避けなければいけません。
債務超過になると、融資が受けづらくなるほか、取引先からの信頼も落ち、将来的に上場できないケースもあります。
今後信頼度の高い会社として経営をするなら、赤字自体を防ぐべきです。
起業後の赤字を回避する方法
起業後のとくに1年目は、赤字になりやすいです。
初めての法人であれば、数字や会計の知識が乏しいため、赤字になってしまうリスクが高くなるでしょう。
そこで、赤字にならないためにどうするべきかを解説します。
これから起業をする人も、ぜひ以下を参考にしてください。
起業前からの準備
起業する前には、事前に見込み顧客を獲得しておきましょう。
起業後に仕事が激減してしまうために、赤字になるケースが多いです。
起業前は仕事があっても、起業後にいつまで続くかはわかりません。
そのため、見込み顧客をしっかり獲得してから起業しましょう。
経費の見直し
赤字になる大きな要因として、経費の使い過ぎがあります。
どれだけ売上があっても、経費を使いすぎていれば赤字は避けられません。
会社として様々な経費を使えるのはメリットですが、赤字を避けるなら経費を見直すべきです。
一度細かく帳簿をつけるなどして、必要な経費と不必要な経費を見直しましょう。
創業融資の利用
どうしても赤字になってしまう場合は、創業融資制度を利用しましょう。
創業融資制度は、日本政策金融公庫が行っている融資です。
「新創業融資制度」であれば、無担保・無保証人で融資を受けられるので、起業したばかりでも問題ありません。
どうしても赤字決算になってしまいそうな場合は、融資を受けることも考えておきましょう。
赤字決算にならないために経費を節約
起業後に赤字になってしまう多くの理由は、経費の使い過ぎです。
経費を一度見直してみると、不必要な経費が多いとわかるでしょう。
もちろん売上も大事ですが、どれだけ運転資金を抑える方法も覚えておくべきです。
弊社ライズオフィスでは、バーチャルオフィスやレンタルオフィスを用意しております。
起業後のオフィスにかかる経費はとても高額になりますし、ランニングコストもかかります。
これから起業を考えていて、赤字を防ぎたいのであれば、ぜひ弊社の格安オフィスをご検討ください。
いずれも都内一等地の住所になるため、会社のブランディングとしてもおすすめです。
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