せどりは比較的簡単に始められるビジネスなので、せどりで起業する人もいるでしょう。
しかし、せどりで必ず成功するとは限りません。
なかにはせどりで失敗してしまう人もいます。
本記事では、せどりで失敗するケースや、失敗してしまう理由について解説します。
せどり初心者がよくする失敗
せどり初心者は、うっかりが原因で失敗に繋がるケースがよくあります。
とくに多い失敗は、以下の3つです。
- 商品の入れ忘れによるクレーム
- 売れる見込みのない商品が在庫になってしまう
- 気付いたらお金がなくなっている
一つひとつを気を付けていれば起きるはずのない失敗ですが、実際にこれらの失敗をしてしまうケースは多いです。
以下で「なぜこのような失敗が起きてしまうのか」「どのように注意するべきなのか」について解説します。
商品の入れ忘れによるクレーム
商品の入れ忘れは、意外とよくあります。
ただし、商品そのものではなく、商品の付属品などの入れ忘れです。
付属品がある旨を記載しているのに、梱包していなければ、当然クレームにつながります。
入れ忘れをしないためには、何度も何度も入念に確認するしかありません。
売れる見込みのない商品が在庫になってしまう
初心者は、販売している商品を「いつかは売れるだろう」と考えてしまいがちですが、この考えはNGです。
目安として一カ月以内に売れなかった商品は、不良在庫として扱ってください。
不良在庫というのは、売れる見込みのない商品を指します。
売れる見込みのない商品をいつまでも在庫として抱えていても損にしかなりません。
できるだけ早く売り切るように、多少値段を下げてでも売るようにしましょう。
気付いたらお金がなくなっている
せどり初心者で最も気を付けなければいけないのが、「気付いたらお金がない」状態です。
順調に販売できればお金がない状態にはなりませんが、売れ行きが悪いときには慎重に考えなければいけません。
とくに見落としがちなのが、送料や手数料です。
せどり初心者の多くは、販売価格から仕入れ値を差し引いて利益と考えてしまいますが、本来は送料や手数料なども差し引いて考えなければいけません。
「これだけ売れたのに残った金額が少ない」という状況にならないように、細かく計算しておきましょう。
せどりで失敗する理由
せどりで失敗してしまう理由は、主に以下の2つです。
- お金に関する知識が浅い
- すべて自己流で行おうとする
せどりは比較的簡単に始められるので、勢いだけで起業してしまうケースも多いです。
しかし、しっかりとビジネスの知識を身につけなければ、失敗してしまう可能性があります。
以下では、それぞれのせどりで失敗する理由について、具体的に解説します。
お金に関する知識が浅い
せどりと言えど、起業するのであればお金に関する知識やキャッシュフローの理解を深めておく必要があります。
「仕入れて販売する」業務ではありますが、そこには当然赤字のリスクもあるので、お金の流れを理解しておくのは重要です。
また、お金の管理をしっかり行えなければ、今以上に稼ぐための戦略を立てられません。
クレジットカードの管理から利益率の計算など、細かい計算を行うための知識を学んでおきましょう。
すべて自己流で行おうとする
せどり初心者の人は、一度上手くいってしまうと、自己流で行ってしまうケースが多くあります。
しかし、すべて自己流で成功する人は一握りです。
常に成功し続けるためには、多くの人から様々なことを学んで生かしていかなければいけません。
もし一時的に成功したとしても慢心せずに、頼れる人を頼りながら、上を目指していきましょう。
せどりはお金の管理がとても重要
せどりで最も重要なのは、お金の管理と言えます。
お金の管理さえできていれば、リスクマネジメントもできるので、大きく赤字になる事態は避けられるでしょう。
とくにせどりで起業する人は、お金についての知識を理解しておかなければいけません。
今後成功し続けるためにも、しっかりとビジネス感覚を身につけておきましょう。
また、せどり起業を行うならレンタルオフィスの利用をおすすめします。
以下の記事でレンタルオフィスについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。