オフィスの移転をする際は、大きな予算がかかります。
しかし、オフィス移転経験者でなければ、実際にどの位の費用がかかるのか、具体的なイメージを持てない人も多いでしょう。
そこで今回は、オフィス移転にかかる費用について解説します。
これからオフィス移転を検討している人は、参考にしてください。
オフィス移転にかかる基本的な費用
オフィスを移転する際、基本的にかかる費用として、以下の3つがあります。
- 引っ越し費用
- 敷金・礼金
- 設備・備品購入費用
上記の費用だけでも大きな予算がかかります。
オフィスを移転する際は、さらにプラスの費用がかかると想定しておきましょう。
以下では、引っ越し費用の相場について解説します。
オフィスの引っ越し費用相場
オフィスの引っ越し費用は、従業員数によって変わります。
目安として、社員一人あたりにかかる引っ越し費用は3万円です。
つまり、従業員が5人いれば15万円、従業員が10人いれば30万円と考えておきましょう。
業種によっても異なりますが、目安として予算を用意しておいてください。
新しいオフィスにかかる費用と相場
新しいオフィスにかかる費用として、主に以下の2つがあります。
- 内装工事費用
- インフラ工事費用
合わせて、オフィス家具も必要になりますが、オフィス家具は現在のオフィスから移動するだけでも問題ありません。
以下では、それぞれの費用相場や、コスト削減の対策方法を解説します。
内装工事費用
内装工事にかかる費用の目安は、1坪あたり10~20万円です。
ただし、あくまで仕事ができるレベルの内装工事と考えてください。
デザインやインテリアにこだわる場合は、さらに費用がかかります。
ベンチャー企業などで、内装にこだわりたい場合は、1坪あたり30万円以上考えても良いでしょう。
インフラ工事費用
インフラ工事にかかる費用の相場は、従業員1人あたり5万円程度です。
インフラ工事とは、電気や電話回線、インターネット回線など。
引っ越し費用同様、従業員の数が多ければ多いほど、費用はかかります。
また、社内に大きなサーバーを設置したり、セキュリティを強化する場合は、さらに費用がかかると考えておきましょう。
オフィス退去時にかかる費用と相場
オフィス移転においては、新しいオフィスにかかる費用の他に、退去費用もかかります。
退去費用に含まれるのは、主に以下の2つです。
- 原状回復工事費用
- 不用品処分費用
以下で、それぞれの費用相場について解説します。
原状回復工事費用
原状回復費用の費用相場は、1坪あたり約3~10万円。
相場に差があるのは、オフィス規模によって異なるためです。
具体的には、小~中規模のオフィスであれば2~5万円。
大規模なオフィスであれば5~10万円です。
ただし、これまでの利用状況や、どの程度変更を加えたかによっても異なります。
不用品処分費用
移転先へ持ち込まないオフィス家具などは、不用品回収業者に依頼する必要があります。
不用品回収の費用は、不用品の量や依頼する業者によっても異なりますが、目安としては10万円程度です。
量による違いに関しては、以下になります。
- 2tトラック……7~8万円
- 4tトラック……15万円前後
不用品が多くなればなるほど費用が高くなるので、オフィス家具はリサイクルする方法も考えておきましょう。
オフィス移転費用を抑えるならレンタルオフィスもおすすめ
オフィスの移転費用の全体でかかる相場は、以下のとおりです。
- 従業員10名以下……約1,500万円
- 従業員25名前後……約3,500万円
- 従業員50名……約5,000万円
あくまで目安ですが、かなりの費用がかかります。
しかし、現在テレワークが推奨されているなか、オフィスの移転が本当に必要かどうかも検討しておくべきです。
もしオフィスが必要ないのであれば、レンタルオフィスも検討してみましょう。
弊社では、都内一等地にレンタルオフィスを用意していますので、ぜひご活用ください。
レンタルオフィス | |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 25,300円~ |
住所 | 渋谷表参道・赤坂・青山・麻布十番 |
登記 | 可能 |
銀行口座作成 | 可能 |
資金調達 | 可能 |
許認可免許取得 | 不動産・古物商・酒販業・人材紹介業・外国人法人登記就労ビザなど |
レンタルオフィスであれば、退去費用のみなので、通常のオフィス移転と比べれば、半額以下に抑えられるでしょう。
ぜひオフィス移転で悩んでいる人は、ご相談ください。