賃貸オフィスを契約する際、どんな備品を用意しておくべきか、悩む人も多いのではないでしょうか。
その都度購入していくのも良いですが、できれば設備にかかる費用は、早い段階で把握しておきたいですよね。
そこで今回は、オフィスに必要な設備や備品について解説します。
賃貸オフィスを契約する際は、以下のリストをぜひ参考にしてください。
オフィスに必要な備品リスト
オフィスに必要な備品は、主に3つに分けられます。
- オフィス家具
- オフィスインテリア
- オフィス家電
すべて必要なものではないので、取捨選択をした上で、揃えておきましょう。
オフィス家具
オフィスに必要なオフィス家具は、主に以下のとおりです。
- デスク
- チェア
- パーテーション
- 本棚
- ロッカー
- 金庫
など
規模によってパーテーションは必要ありませんが、その他の家具に関しては、必要最低限用意しておくべきです。
それぞれを揃えるだけでも、数十万円、耐久性がある高価なものであれば、5名ほどの規模でも数百万円近い金額になります。
オフィスインテリア
オフィスインテリアとして設置しておきたいものは、主に以下のとおりです。
- カーテン
- 時計
- 傘立て
- ハンガーラック
- ゴミ箱
- マガジンラック
- シューズラック
- 観葉植物
など
インテリアに関しては、必要なものではありません。
多くの場合、100円ショップでも揃えられるので、費用を抑えたい場合には100円ショップなど、安いお店を利用しましょう。
オフィス家電
オフィス家電は、従業員が心地よく過ごすための備品です。
設置しておいた方が良いものは、主に以下のとおり。
- 掃除機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 電気ポット
- 空気清浄機
- エアコン
など
設置していなくても良いですが、揃えておいた方がスタッフにとって快適な職場になります。
費用に余裕があるのであれば、できる限り揃えておきましょう。
オフィスで揃えておくべきビジネス機器
ビジネス機器は、主に2つに分かれます。
- OA機器
- 事務機器
仕事を行う上で必要な備品なので、必ず事業スタート前に揃えておきましょう。
OA機器
設置しておくべきOA機器は、主に以下のとおりです。
- コピー
- FAX
- プリンター
- 電話
- パソコン
など
いずれも仕事を行う上で欠かせません。
必ずスタッフの人数分揃えておきましょう。
事務機器
事務機器は、できれば揃えておきましょう。
主に用意しておくべきものは、以下のとおりです。
- シュレッダー
- ラミネーター
- 電卓
など
いずれも100円ショップなどで購入できるので、費用負担を抑えて揃えられます。
その他消耗品
オフィスは、1日10時間以上いる場合もあるため、各種消耗品も揃えておかなければいけません。
とくに必要な消耗品は、以下のとおりです。
- トイレットペーパー
- ティッシュぺーパー
- スリッパ
- ハンドソープ
- 清掃用品
- セロテープ・ホッチキス等の文具
- 筆記用具
など
また、来客の多い事業であれば、お客様用のカップやグラス、飲料も揃えておきましょう。
賃貸オフィスの設備費用負担を抑える方法
できるだけ設備や備品にかかる費用を抑えるなら、以下の2つをおすすめします。
- テレワーク
- レンタルオフィス
いずれも、備品や設備を用意する必要がありません。
それぞれのメリットについて、見ていきましょう。
テレワークのメリット
テレワークは、それぞれの従業員が自宅などから仕事を行います。
そのため、オフィスの設備を揃えておく必要がありません。
たとえば、日常的に消費しやすい消耗品などの出費は、大きく減らせるでしょう。
さらに、オフィスにかかる電気代の節約にもなるので、ランニングコストを抑えられます。
レンタルオフィスを利用するメリット
レンタルオフィスは、設備や備品を用意する費用を、大幅に抑えられます。
なぜなら、レンタルオフィスには、ほとんどの設備が揃っているからです。
基本的な消耗品や備品が揃っているため、自身で購入する必要はありません。
細かい備品はレンタルオフィスによって異なりますが、なかには飲料も自由に飲めるような場所もあります。
とくにスタッフ数が少ない会社の場合であれば、最初はレンタルオフィスから始めてみると良いでしょう。
費用負担を抑えた起業を行いましょう
賃貸オフィスを契約して事業を行う場合、一度必要な経費を計算しておきましょう。
賃貸契約に設備など、すべて揃えると、多くの費用がかかります。
事業内容によってはオフィスが必要になる場合もありますが、とくにオフィスを必要としない事業の場合であれば、無理に賃貸オフィスを契約する必要はありません。
抑えられる部分は抑えて、できるだけ費用負担を減らして起業準備をしましょう。
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