補助金を受け取るには、要件を満たしたうえで申請し、審査で採択される必要があります。
金融機関からの融資とは違い、補助金には返済義務がありません。
しかし申請するだけでは補助金を受け取れないので注意しましょう。
本記事では、補助金の審査で採択される確率を高めるためのポイントを3つ紹介します。
補助金の申請を考えているのでしたら、ぜひ内容をご確認ください。
補助金の審査で採択される確率を高めるポイント
補助金の申請をするにあたっては、ポイントを抑えておくと採択の可能性を高められます。
特に確認しておきたいポイントは次の3つです。
- ポイント1.国や自治体の政策から事業に合った補助金を探す
- ポイント2.実現性のある事業計画を作る
- ポイント3.補助金の加点項目をチェックする
それぞれのポイントについて解説していきます。
ポイント1.国や自治体の政策から事業に合った補助金を探す
申請を考えているのなら、最初に補助金を探し、手続きの流れを確認しておきましょう。
なぜなら補助金は政策ごとに募集が行われているからです。
補助金が見つかったら公募要領の確認を行い、必要書類を揃えて申請してください。
補助金の種類によって、書類の提出方法が変わります。
審査後に採択が決まったら、補助金を受け取るための交付申請を行ってください。
交付申請が認められると、補助事業の開始となります。
補助事業の内容を変更する場合は手続きが必要です。
ポイント2.実現性のある事業計画を作る
補助金の申請にあたっては、実現性のある事業計画を作るのも大切なポイントです。
技術や資金から実現性に乏しいと思われてしまうと、補助金は採択されません。
実現性があると判断してもらうためにも、事業計画には根拠となる資料を添付します。
必要に応じて画像やイラストなども添え、わかりやすくしましょう。
また現実味のある数値を入れるのも重要なポイントです。
理想の数字だけを入れてしまうと審査落ちにつながりますので、注意してください。
ポイント3.補助金の加点項目をチェックする
申請時は、補助金の加点項目をチェックするのも大切なポイントです。
採択されるには、補助金の合格基準を満たさなくてはなりません。
審査項目のほかに設けられているのが「加点項目」です。
たとえば14次締切分の「ものづくり補助金」なら、次の加点項目があります。
- 成長性加点
- 政策加点
- 災害等加点
- 賃上げ加点等
補助金の種類によって、加点項目には違いがあります。
加点項目を多く満たしていると、それだけ合格率を高められるでしょう。
各補助金の公募要領には、加点項目についての説明があります。
申請にあたっては、必ず加点項目には何があるか、確認しておいてください。
事業計画書には応募者概要も必要
補助金申請に使う事業計画書には、応募者の概要も必要です。
応募者の概要では次のような項目に記入します。
- 商号または名称
- 郵便番号
- 本社所在地
- 電話番号
- 補助事業の実施場所
- 具体的な内容
- 会社全体の事業計画
応募者の概要も補助金によって変わってきます。
補助金の公募要領が記載されたページからは、事業計画書の参考様式が確認可能です。
申請を検討している補助金があるなら、どのような情報が必要になるか確認しましょう。
住所が必要ならレンタルオフィスやバーチャルオフィスも便利
補助金の申請に限らず、ビジネスを始めるには「住所」が必要になるシーンがあります。
しかし「オフィスを持たずに起業したい」と考えている人も多いでしょう。
もちろん自宅の住所を使うこともできます。
それでもプライバシーを守るためには、なるべく自宅住所の公開は避けるのが無難です。
オフィスを持たない場合、法人登記が可能なレンタルオフィスやバーチャルオフィスを活用する方法があります。
レンタルオフィスやバーチャルオフィスなら、賃貸オフィスより経費を抑えられ便利です。
ビジネスをスムーズに進めるためにも、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの活用を検討してみましょう。
弊社ライズオフィスでは、格安・一等地のバーチャルオフィス・レンタルオフィスを用意しておりますので、ぜひご活用をご検討ください。
| レンタルオフィス | バーチャルオフィス |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 28,000円~ | 900円~(900円の場合は登記・郵便受取不可) |
住所 | 港区青山・港区赤坂・港区麻布・渋谷区渋谷・西新宿 | 港区青山・港区麻布・渋谷区渋谷・千代田区飯田橋・西新宿 |
法人登記 | 可 | 可(900円の場合は登記不可) |
資金調達 | 可 | 融資は一部可 |
許認可免許取得 | 可 | 不可 |
銀行口座作成 | 可 | 可 |
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