起業を考えるハンドメイド作家に必要な準備には、どのようなものがあるのでしょうか。
「何を準備したらよいかわからない」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで起業に必要な準備を簡単に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ハンドメイド作家の起業に必要な準備
趣味のハンドメイドで起業する人が増えています。
店舗を持つのは難しくても、ネットショップで簡単に販売できるようになったためです。
起業するのなら次のような準備・手続きが必要になります。
準備 | 手続き |
商品の製作 | 開業届の提出 |
材料や副資材の購入 | 事業用口座の開設 |
ブログやHPの開設 | 確定申告の準備 |
ハンドメイド作家として起業するなら材料や副資材などを購入し、商品を製作する必要があります。
さらにショップカードや名刺などの準備も必要です。
販売手段として、ネットショップやブログ・HPを開設する人も多いでしょう。
しかし起業するのなら、販売の準備だけでなく各種手続きも必要です。
開業届は事業開始から1か月以内に税務署へ提出します。
屋号も決められますので、開業届を提出する前に考えておきましょう。
事業用口座の開設にあたっては、一般的には開業届の控えが必要になります。
確定申告の準備をするのなら、会計ソフトを使うと便利です。
ハンドメイド作家が起業するときの注意
起業にあたっては、顧客だけでなく自分自身の個人情報の取り扱いにも注意してください。
店舗を持たず、ネットショップのみでハンドメイド品を販売する人も多いでしょう。
その場合でも次のようなものには住所の表記が必要です。
- ブログやHPに記載する「特定商取引法に基づく表記」
- 名刺
- ショップカード
- 顧客への送り状
ネットショップでは、特定商取引法に基づく表記として名前や住所などの情報が必要です。
顧客からの信頼を得るには、名刺・ショップカード・送り状などには住所を記載するのが望ましいでしょう。
しかしトラブルにつながるおそれがあるため、自宅住所の公開はおすすめできません。
そんなときは、バーチャルオフィスやレンタルオフィスなどのサービスが活用できます。
それぞれの特徴を紹介していきますので、安全のためにも利用を検討してみましょう。
バーチャルオフィスとは?
ビジネスに使える住所を借りられるのが、バーチャルオフィスのサービスです。
バーチャルオフィスには作業をするスペースはありません。
店舗を持たずネットショップで販売するのなら、バーチャルオフィスを使うのが便利です。
バーチャルオフィスには郵便物を転送してもらえるオプションもあります。
レンタルオフィスとは?
ビジネスに使えるスペースを借りられるのが、レンタルオフィスのサービスです。
レンタルオフィスには占有できる個室があることから、事務所として使えます。
バーチャルオフィスと同じように、レンタルオフィスも住所の利用が可能です。
個室のタイプや広さなどは、利用するレンタルオフィスによって違いがあります。
施錠できるレンタルオフィスなら、占有スペースにPCや書類などを置いても安心です。
また併設された会議室などの共有スペースも利用できます。
ハンドメイド作家にはバーチャルオフィスがおすすめ
自宅で作業をしているハンドメイド作家には、バーチャルオフィスの活用がおすすめです。
バーチャルオフィスであれば、住所だけを借りられます。
自宅住所を公開する必要がなくなるため、安全に起業することが可能です。
起業しても、安定した利益が出るまでには時間がかかるかもしれません。
そんなときでもバーチャルオフィスならコストを抑えて使用できます。
ハンドメイド作家として起業するのなら、ぜひバーチャルオフィスを活用してみましょう。
弊社ライズオフィスでは、格安・一等地のバーチャルオフィス・レンタルオフィスを用意しておりますので、ぜひご活用をご検討ください。
| レンタルオフィス | バーチャルオフィス |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 28,000円~ | 900円~(900円の場合は登記・郵便受取不可) |
住所 | 港区青山・港区赤坂・港区麻布・渋谷区渋谷・西新宿 | 港区青山・港区麻布・渋谷区渋谷・千代田区飯田橋・西新宿 |
法人登記 | 可 | 可(900円の場合は登記不可) |
資金調達 | 可 | 融資は一部可 |
許認可免許取得 | 可 | 不可 |
銀行口座作成 | 可 | 可 |
審査から契約まで | 最短3営業日 | 最短3営業日 |