起業する際は、リスクについても考えておきましょう。
起業して成功する人のほとんどは、リスクマネジメントを考えています。
反対に、リスクマネジメントを考えておかなければ、いざという時に対処できません。
そこで今回は、起業のリスクやリスク回避のポイントについて解説します。
起業時のリスクは主に3種類
起業時のリスクはいくつもありますが、大きく以下の3つに分けられます。
- お金のリスク
- プライベートのリスク
- 雇用のリスク
どのリスクについても対策を行うべきですが、最も重要なのは、やはりお金のリスク。
事業を行っていく上で、お金に関するリスクだけは、最低限でも対策をしておくべきです。
起業時のお金のリスク
起業時のお金のリスクは、主に3つです。
- 起業にかかる費用
- 起業後のランニングコスト
- 起業後の資金不足
以下で、なぜそれぞれがリスクになるのかと合わせて、リスクマネジメントについても解説します。
起業にかかる費用
起業をする際には、必ず費用がかかります。
最低資本金制度が廃止されており、資本金0円でも会社を設立できるようになりましたが、実際に費用0で会社の設立はできません。
これは、株式会社にしても合同会社にしても同様です。
さらに、会社の実印や名刺、ホームページなどの準備をすると考えると、起業時にかかる費用は数十万円以上かかります。
必ずしも「リスク」になるわけではないものの、費用がかかるというのは覚えておきましょう。
リスクマネジメントの方法
起業時にかかる費用については、事業計画をしっかり練っておきましょう。
計画性のない起業は、大きなリスクを抱えてしまいます。
何にどれだけ費用がかかるのかを事前に計算しておけば、ある程度のリスクは回避できるでしょう。
事業計画などが苦手な場合は、起業している周りの経営者に相談してみるのも良いです。
起業後のランニングコスト
起業後の大きなリスクとして、ランニングコストがあります。
ランニングコストを意識していなければ、毎月の経費の支払いだけで手いっぱいになってしまう可能性があるので注意が必要です。
業種によって異なりますが、主なランニングコストとして、以下のようなものがあります。
- オフィスや店舗の家賃
- 倉庫の家賃
- 光熱費
- 通信費
- 従業員がいる場合は社会保険料や給料等
場合によってはランニングコストが多く、赤字が続いてしまう場合もあります。
リスクマネジメントの方法
ランニングコストのリスクを回避するために、起業前に計算をしておきましょう。
なんとなく起業してなんとなく設備を整えていると、赤字になる可能性が高いです。
ランニングコストとして毎月どれだけの経費が発生するのかを計算し、赤字にならないような計画を立てておきましょう。
もし余裕がある場合は、ランニングコストを見越して開業資金を用意しておくと尚良いです。
起業後の資金不足
起業後、最も多いリスクは、資金不足です。
資金不足に陥ってしまえば、事業を中断せざるを得ません。
そのため、金銭的に余裕がある段階で起業をするのが理想です。
金銭的に余裕がない場合は、焦って起業をする必要はありません。
リスクマネジメントの方法
資金不足のリスクを回避するためには、資金調達方法を事前に考えておきましょう。
とくに、融資制度や補助金制度については知っておくべきです。
起業したてでよく利用されるのは、日本政策金融公庫の創業融資制度。
手続きに時間はかかりますが、今後経営を続けていくなかで、学んでおいた方が良いでしょう。
リスクを考えた起業をしましょう
起業することでのメリットもありますが、デメリットとしてリスクがあります。
しかし、事業が軌道に乗り、いざ起業目前となったタイミングでは、多くの人がリスクを見落としがちです。
経営において、リスクマネジメントは必要不可欠なので、起業前の段階から考えておくようにしましょう。
また、ランニングコストのリスクに関しては、オフィスを選ぶという選択肢もおすすめします。
賃貸オフィスでは毎月多額のランニングコストがかかりますが、レンタルオフィスやバーチャルオフィスであれば、ランニングコストを抑えられます。
弊社ライズオフィスでは、バーチャルオフィス・レンタルオフィスどちらも用意しておりますので、ぜひ起業時にご活用ください。
レンタルオフィス | バーチャルオフィス | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 25,300円~ | 2,750円~ |
住所 | 港区青山・港区赤坂・港区麻布・渋谷区渋谷・西新宿 | 港区青山・港区麻布・渋谷区渋谷・千代田区飯田橋・西新宿 |
法人登記 | 可 | 可 |
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