起業に便利なバーチャルオフィスの電話転送！メリットやデメリットを紹介

2023年9月1日

起業したばかりの人や、自宅で開業した人など、すぐに事務所をかまえる必要のない人にとって便利なバーチャルオフィス。

バーチャルオフィスでは、電話転送サービスを利用できるところが多くあります。

しかし、ほとんどのバーチャルオフィスでは電話転送サービスはオプション扱いです。

そこで今回は、バーチャルオフィスの電話転送サービスについて、契約するメリットやデメリットを紹介します。

バーチャルオフィスに電話転送サービスは必要？

バーチャルオフィスは住所の貸し出しだけでなく、オプションとして電話番号の貸し出しも可能です。

たとえば、ネットショップを運営するには、特定商取引法により電話番号を表示しなければなりません。

住所や電話番号などの個人情報の公開は、バーチャルオフィスを利用することでリスクを回避できます。

そのため、バーチャルオフィスで住所を借りるのであれば、併せて電話番号を契約し、電話転送サービスを利用するのがおすすめです。

バーチャルオフィスの電話転送サービスを利用するには、電話番号の貸し出しが必要です。

電話番号を貸し出すのは、バーチャルオフィスで住所を貸し出すのと同じようにメリットがありますが、電話転送サービスはバーチャルオフィス料とは別途料金が発生します。

バーチャルオフィスの電話転送サービスを利用することのメリットは以下の通りです。

少しでもコストを抑えて起業したい人に向けて、まずは電話転送サービスのメリットについて紹介します。

住所や電話番号は、取引先において相手が信頼できるかどうかの判断材料として見られています。

事務所が明らかに住宅街であったり、個人的な携帯電話番号だったりすると不安に感じる取引先もいます。

そこでバーチャルオフィスの電話番号を利用すれば、安い料金で都心一等地の住所と事業用の電話番号を借りられます。

取引相手から一目置かれるポイントになるでしょう。

たとえば、新規で固定電話を設置すると施設設置負担金が4万円、契約料が900円ほどが必要です。

しかし、バーチャルオフィスで電話番号を契約して転送サービスを利用すれば、そのような費用はかかりません。

個人的な電話番号を公表せずとも、事業の電話番号が確保できるのです。

弊社ライズオフィスで青山のバーチャルオフィスを利用する場合は、以下のような料金体制となっています。

オプションサービス	料金（月）	内容
スマホアプリ03番号	1,080円〜(税込1,188円)	スマホのアプリから03番号で受信が可能になります。
電話転送	1,000円(税込1,100円)	固定回線に掛かってきた電話をご担当者様の携帯に転送可能。別途、NTT社等のキャリア契約が必要となります。
電話秘書	3,000円(税込3,300円)	御社専用番号に掛かってきた電話を御社名でスタッフが受電。御社指定のメールアドレスへご報告致します。※バーチャルオフィス契約は050番号のみ提供

バーチャルオフィスでは、これらのサービスを新規で固定電話を設置するよりもはるかに低いコストで利用できるのです。

メリットが多いバーチャルオフィスの電話転送ですが、業種によっては不向きな場合もあります。

バーチャルオフィスの電話転送サービスのデメリットとしては以下の通りです。

それぞれのデメリットについて解説しましょう。

バーチャルオフィスの電話転送サービスは、市外局番の区域内に拠点がある場合を除き、ほとんどのバーチャルオフィスで市外局番の電話番号を利用できません。

固定電話とは異なり、「050」で始まる電話番号になるため、市外局番から信頼を得たい人には不向きかもしれません。

どうしても市外局番にこだわりたいという人は、区域内に拠点を構えたバーチャルオフィスを利用しましょう。

バーチャルオフィスの電話転送サービスは、電話代行ではないため、対応は自分で行う必要があります。

そのため、電話対応が多い業種は転送サービスだと対応しきれないケースも考えられます。

転送で対応できるのか、事前にしっかりシュミレーション・想定しながら、電話転送サービスの利用を検討しましょう。

バーチャルオフィスの電話転送サービスは、自分が対応しやすい電話番号に指定することで転送してもらえる便利なサービスです。

個人が普段利用している携帯番号や自宅の固定電話に転送すれば、問い合わせに対して柔軟にかつ円滑に対応ができます。

弊社ライズオフィスでは、個人事業主や法人企業にもおすすめな格安・一等地のバーチャルオフィスを用意しておりますので、ぜひご活用ください。