法人として会社を設立する際には、法人登記用の住所が必要になります。
自宅住所でも登記は可能ですが、賃貸物件の場合は登記できない場合もあるため、オフィスを契約する人がほとんどでしょう。
しかし、いざ法人化する際に迷ってしまうのが、オフィス契約のタイミングです。
「これから法人化する予定だけど、オフィスをいつ契約するべきか悩んでいる」という人は、ぜひ参考にしてください。
法人設立時の住所は自由
前提として、法人設立時に、いわゆる「オフィス」を構える必要はありません。
法人登記を行う際、住所の性質に関する制限はないのです。
そのため、自宅住所はもちろん、知人宅でも問題はありません。
数名の仲間で法人設立をするなら、仲間の誰か一人の自宅住所でも法人登記可能です。
法人設立時のオフィスを契約するタイミング
法人登記する際のオフィス契約のタイミングは、法人登記の1カ月前あたりを目安にしましょう。
とくに、バーチャルオフィスやレンタルオフィスではなく、賃貸オフィスの場合は早めの行動をおすすめします。
賃貸オフィスを契約する際には、賃貸物件と同様、審査に時間がかかるためです。
賃貸オフィスの契約に時間がかかってしまえば、当然、法人登記の予定もズレてしまいます。
そのため、賃貸オフィスの場合は、しっかり計画を立てた上で、スピーディーに進めてください。
法人登記の前は個人で契約
基本的に法人登記をする際は、事前に個人での契約が必要になります。
法人登記をする際には、登記先住所が必要になるためです。
しかし、登記をしていないわけですから、当然会社名義では契約できません。
そのため、登記前の契約は、個人で契約する形になります。
主な方法としては、以下の2種類です。
- 個人名義で契約して、会社設立後に会社名義へ変更
- 設立予定の会社名で仮契約して登録完了後に本契約
ただし、仮契約できるかどうかは、事前に確認しておかなければいけません。
一般的には個人名義で先に契約しておく人が多いです。
法人登記までにオフィスを用意できなかった場合
法人登記までにオフィスの住所を用意できない場合は、一旦自宅などで登記を行いましょう。
前提として、法人登記には登記先住所が必須になるからです。
一旦自宅などで登記を行ってから、オフィスを用意できた際に、登記住所を変更してください。
ただし、登記先住所を変更する場合は、法務局へ住所変更手続きを行わなければいけません。
法人登記住所をすぐに用意したい場合
法人登記住所をすぐに用意したい場合は、レンタルオフィスやバーチャルオフィスをおすすめします。
先述したように、賃貸オフィスは、契約までに時間がかかってしまうためです。
しかし、レンタルオフィスやバーチャルオフィスであれば、最短即日でレンタル可能。
会社によって異なりますが、基本的には法人登記可能です。
法人登記先住所は早めの準備をしましょう
法人登記をする際は、早めにオフィスの用意をしておきましょう。
法人登記には様々な情報や書類が必要になるため、ただでさえ予定より遅れやすいです。
とくに登記先住所を確保するのは、時間がかかります。
いざ法人登記するタイミングになって「住所がない」とならないように、事前にしっかり計画をたてておきましょう。
また、法人登記先住所として、レンタルオフィスやバーチャルオフィスもおすすめです。
弊社ライズオフィスでは、以下のオフィスを用意しています。
レンタルオフィス | バーチャルオフィス | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 25,300円~ | 2,750円~ |
住所 | 港区青山・港区赤坂・港区麻布・渋谷区渋谷・西新宿 | 港区青山・港区麻布・渋谷区渋谷・千代田区飯田橋・西新宿 |
法人登記 | 可 | 可 |
審査から契約まで | 最短3営業日 | 最短3営業日 |
最短3営業日で利用可能なので、急に住所が必要になった場合に、役に立ちます。
また、事業が軌道に乗り始めた際に必要になる税理士や弁護士、社労士などの無料紹介も行っているので、ぜひ起業時にお役立てください。