テレワークにより、自宅で仕事をする方は多くなりましたが「自宅では仕事が進まない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
とくにご家族と同居している場合、どうしても気が散ってしまいますよね。
そこで今回は、テレワークによるオンオフの切り替えテクニックについて解説します。
テレワークでオンオフの切り替えができている人は少ない
あるアンケートによると、テレワークでオンオフの切り替えができている人は少ないことがわかりました。
テレワークの悪かった点として、上位3つは以下の通りです。
- 仕事とプライベートの区別ができない
- 上司・同僚とのコミュニケーションがとりづらい、減った
- 光熱費などの自己負担額が増加してしまった
圧倒的に多かったのは「仕事とプライベートの区別ができない」でした。
その他にも「長時間労働になっている」といった意見もあります。
このように、テレワークで仕事のオンオフを切り替えるのは難しく、多くの方が仕事だけに集中できない状況になっているのです。
テレワークでオンオフを切り替えるテクニック
テレワークでオンオフを切り替える方法として、上記同アンケートでは、以下のような回答がありました。
- コーヒーを飲む
- 仕事部屋に入る
- 服を着替える
切り替えで悩んでいる方は、自分なりに工夫をしてオンオフを切り替えています。
自分に合った方法を見つけられれば、切り替えはうまくいくかもしれませんね。
しかし、方法がわかっても、いざ実践は難しい方もいるでしょう。
そこで、オンオフを切り替える具体的なテクニックについて解説します。
どうしても集中できないかたは、できることから始めてみましょう。
仕事の時間を決める
基本的なことではありますが、仕事の時間とプライベートの時間を分けましょう。
多くの方は、自宅で仕事をするとなると、プライベートと混同してしまいがちです。
しかし、本来出社して仕事をする場合、仕事の時間は仕事しかできません。
テレワークをする際も、出社しているのと同じ気持ちで「この時間は仕事しているから他のことはしない」と決めておきましょう。
反対に、時間を過ぎたらまったく仕事をしないようにしてください。
「家にいても出社しているときと同じ」と考えることが大事です。
デスク周りを整えておく
テレワークで仕事に集中できない一つの要因は、デスク周りにあります。
会社のデスク周りには、仕事に関係のないものはほとんど置いていないのではないでしょうか。
しかし、自宅の場合、デスク周りにあれもこれも、趣味に関するものも置いてあるかもしれません。
趣味に関するものなどがおいてあると、集中を奪われてしまいます。
そのため、デスク周りを整えて、仕事のしやすい環境を作っておくと良いでしょう。
仕事部屋を作る
ご家族と同居されている方は、仕事部屋を作っておきましょう。
家族の声が聞こえたり目に入ったりするような場所では、仕事に集中できません。
とくにweb関係の仕事であれば、パソコン1台使えるスペースで良いので、丸々一部屋使う必要もないでしょう。
たとえば、クローゼットを改造して、仕事部屋にすることもできます。
プライベートと切り分けることが大事なので、アイディアを考えて仕事をするだけの部屋を作りましょう。
服を着替える
アンケート結果でも多く回答があったのが、服を着替える方法です。
「服を着替えるだけで変わる?」と思うかもしれませんが、意外と効果があります。
たとえば、寝起きそのままの服装ではやる気が出ません。
しかし、家でも仕事用の服に着替えることで、気持ちが仕事モードに切り替わるのです。
気持ちが切り替わらないときは、服を着替えたりシャワーを浴びたり、外的要因から気持ちを切り替えてみましょう。
テレワークで集中できない際はレンタルオフィスもおすすめ
在宅ワークで集中できない場合や、家で仕事部屋を確保できない場合は、外で仕事をするしかありません。
しかし、不特定多数のいるコワーキングスペースでは、家と同様集中しにくい環境です。
そこで使えるのがレンタルオフィス。
レンタルオフィスなら完全個室なので、仕事に集中できます。
家ではどうしても気持ちが切り替わらないと悩んでいる方は、ぜひレンタルオフィスの利用を検討してみてください。