レンタルオフィスの利用を検討する中で、騒音問題について悩んでいませんか?
レンタルオフィスは、通常のオフィスと比べれば周りの音が気になる環境です。
そこで今回は、レンタルオフィスで実際にどの位の音が気になるのか、また騒音対策に関しても解説します。
レンタルオフィスは完全防音ではない
結論から言えば、レンタルオフィスは完全防音ではありません。
そのため、周りの音が気になってしまうこともあるでしょう。
なぜ完全防音ではないのかというと、レンタルオフィスの個室は天井が開いているためです。
天井が開いているのは、建築基準法により換気対策として定められています。
そのため、個室を囲うことはできても、天井部分に蓋をすることはできません。
結果的に周囲の音が聞こえてきてしまいます。
いわゆる漫画喫茶の個室と同じレベルだと考えてください。
レンタルオフィスで騒音が気になる場合のチェックポイント
レンタルオフィスで、できるだけ騒音を抑えたいのであれば、入居を決める前に以下のポイントを確認しておきましょう。
- 建物の作りを確認
- 防音室の有無を確認
- レンタルオフィスを使用している業種の傾向を確認
- 内覧で防音性の確認
それぞれのポイントをチェックしてから入居すれば、大きな騒音には悩まされません。
建物の作りを確認
レンタルオフィスに限ったことではありませんが、騒音には建物の作りが影響します。
一般的なアパートやマンションでも、鉄筋コンクリートを用いている建物は騒音の影響が少ないです。
「レンタルオフィス(ビル)であれば、基本的には鉄筋コンクリ―トなのでは?」と思うかもしれませんが、外観が鉄筋コンクリートでも、内壁は石膏ボードや木材を使用しているケースもあります。
できるだけ騒音を減らしたい方は、入居前に一度確認しておきましょう。
防音室の有無を確認
完全に騒音を遮断したい方は、防音室完備のレンタルオフィスを選びましょう。
防音室完備のレンタルオフィスであれば、防音対策が施されています。
ただし、防音室完備のレンタルオフィスは少なく、利用料金も高くなるのがデメリット。
業務上、騒音がそこまで大きく影響しないのであれば、あえて防音室を選ぶ必要性はないでしょう。
レンタルオフィスを使用している業種の傾向を確認
利用を検討しているレンタルオフィス利用者の業種を確認しておきましょう。
業種によって、聞こえてくる音の度合いが異なるためです。
たとえばPC関係を主に使う業種が多ければ、キーボードのタイピング音。
打合せをよくする業種が多ければ、zoomなどの会話が聞こえてくるでしょう。
事前にどのような業種が多いか、確認しておいてください。
内覧で防音性の確認
多くのレンタルオフィスでは、利用契約前に内覧が可能です。
どの位の防音性があるかは、実際に利用してみなければわからないので、一度内覧で確認しておきましょう。
オフィス内で聞こえてくる音や外からの音などを確認して、作業に影響があるかどうか判断してください。
また、内覧は無料なので、一つのレンタルオフィスではなく、いくつかのレンタルオフィスを検討すると良いでしょう。
レンタルオフィスで騒音が気になる場合の対策
レンタルオフィスで騒音が気になる場合の対策として、2つの方法があります。
- 角部屋を選ぶ
- 会議室ありのレンタルオフィスを選ぶ
以下でそれぞれのメリットを解説するので、レンタルオフィスを契約する際の参考にしてください。
角部屋を選ぶ
天井の空いているレンタルオフィスでも、角部屋であれば音の影響が異なります。
角部屋であれば人通りは少なくなりますし、外からの音も入りにくくなるためです。
ただし、角部屋の人気は高いので、見つけにくいかもしれません。
気になっているレンタルオフィスがあれば、事前に角部屋が良いことを伝え、空き室の有無を確認しておきましょう。
会議室ありのレンタルオフィスを選ぶ
騒音対策として有効的なのが、会議室の利用です。
大事な会議や打ち合わせなど、会議室を利用できるシーンは限られますが、一つの対策となるでしょう。
ただし、会議室は常時使用できるわけではないので、通常業務は一般的なレンタルオフィスの使用になります。
会議室がついているレンタルオフィスは限られているので、事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。
レンタルオフィスの騒音は内覧がポイント
レンタルオフィスの騒音が気になる方は、まず内覧で確認することが重要です。
部屋割などだけで決めるのではなく、実際の環境を確認してから契約を行うと、失敗しないでしょう。
また、レンタルオフィスの立地によって、外からの騒音は異なりますので、できるだけ一等地を選んでおくと良いです。
弊社ライズオフィスのレンタルオフィスは、渋谷表参道・赤坂・青山・麻布十番の一等地のオフィスを揃えていますので、ぜひ一度内覧にお越しください。